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日立物流

INTERVIEW 01
INTERVIEW 06

戦略的な視点を持ち
グローバルに活躍する
経理をめざして。

大石 佳苗 KANAE OISHI

PROFILE

財務戦略本部 経理部 個別決算グループ/2014年入社
外国語学部 卒業

2014年 経理部 業績管理グループ 所属 
日立物流グループ全体の予算策定、月次・四半期の予実算管理、業績関連会議運営を担当
2019年(入社6年目) 海外研修制度にてオランダ現地法人へ出向 
債務管理、内部監査対応、欧州極の業績管理、現地決算業務の補助を担当
2020年(入社7年目) 財務戦略本部 経理部 個別決算グループ 所属 
個別決算の統括、社外向け開示資料の作成、会計監査対応を担当

社外のステークホルダーから信頼を得るために
正確な資料作成で会社を支える

私が所属している個別決算グループは、日立物流の個別決算の統括、有価証券報告書など法的に必要な開示資料の作成、会計監査対応、保険に関する問い合わせへの対応、社内の経理制度の策定・運営といった、経理業務を行っています。その中でもメインとなるのが、「会社の成績表」にあたる財務諸表の作成です。

関係部署から集まってきた資料や数字をもとに決算処理を行い、株主など社外のステークホルダーに向けて公表するための決算書を作成しています。会社の信頼に関わる資料なので、グループには各分野のスペシャリストが揃っていて、それぞれの専門知識を生かして仕訳や書類作成業務に当たっています。私は2020年に現在の個別決算グループに異動するまで業績管理グループに所属しており、業務内容が異なるため、2021年に主任に任命されたものの、まだまだチームのメンバーに助けられている毎日です。本当に頼りになるメンバーが揃っています。

主任としてチームを率いるうえで、重視しているのは進捗管理。さまざまなタスクが複雑に関係しているので、それぞれに必要な時間やタイムリミット、関係部署への資料請求の要否など、広い視野での目配りが必要となります。決算期間中はとても忙しいですが、会社の今の経営活動を表すための数字を扱っているのだと思うと、自然と気持ちが引き締まりますし、チーム全員で協力して資料を作り上げたときの達成感は格別です。一番に業績の数字を見ることができるというのも、密かな楽しみです。上場企業では、経理の専門家が法律で定められた基準に則って処理した決算書の作成が義務付けられており、我々が会社の信頼を担っているのだ、と細心の注意を払いながら、日々業務と向き合っています。

決算処理だけでなく、他部署からの問い合わせに対応したり、経理システムを見直したりするのも、経理の仕事です。また、法律の改正や、新規事業の開始、制度の導入に伴って、新しい知識やスキルの習得を求められることも少なくありません。そのためチーム内には、アンテナが高くて探究心の旺盛な人が多く、互いに学び、刺激し合える環境となっています。

仕事風景1

1年間の海外研修で
オランダ現地法人との架け橋に

学生時代は、外国語学部で英語を専攻しており、ワーキングホリデー制度を利用して、1年間カナダで生活したこともあります。そういった学生時代の学び・経験を生かしたいと考え、海外拠点が多く、グローバル展開を積極的にしている日立物流を志望しました。ほかにもグローバル化が進む業種は数ある中で、なぜ物流業界だったかというと、「物流」という仕事は、世界中どんな国にもあって、物を運ぶことで人と人をつないでいると思ったから。そう考えると、物流業界は非常に興味深いと感じました。

もともとの志望動機だったこともあり、入社当時から研修制度を利用して海外勤務を経験したいと考えていました。そして、2019年10月からオランダ現地法人へ出向し、経理担当者として1年間勤務。債権管理や内部監査対応、欧州極の業績管理、現地決算業務の補助といった未経験の業務にも挑戦しました。第二言語で未経験業務を学ぶことは大変でしたが、現地スタッフや駐在員に質問したり、内容を確認してもらったりしながら正確な仕事を心掛け、乗り切ることができました。

海外研修の目的や目標を、自分で考えて計画・実行するのが日立物流のポリシーです。私は「新しい分野の業務に挑戦する」「日本と現地法人の橋渡しになる」などといった目標を設定。コロナ禍の影響で途中から現地スタッフの在宅勤務がはじまるといった事態にも見舞われましたが、多くの目標を達成することができました。特に、日本の管理会計の知識を現地法人に伝えられたとき、業務を通じて両者の架け橋になれたという充実感が得られたことは、深く印象に残っています。

仕事風景2

経理システムの改修で
業務の効率化に貢献

管理会計業務の一環として、予算編成に関わる経理システムの改修業務も経験しました。グループ会社経理部門から「使いづらい部分が増えてきた」「運用にシステムの機能が追いついていない」といった声があったことと、経営判断に必要なデータがより細かくなり、既存のシステムでは対応しきれなくなったことが、主な改修理由でした。

具体的には、以前の予算編成では上期と下期2つの区分での管理でしたが、より精度の高い予実算管理を実現するため、月別予算を組むことになりました。しかし、既存システムには月別予算を登録・出力するための機能がありません。システムへデータの入力および出力ができないと、数字をエクセルに手打ちしてシステム外で管理することになるので、効率化が必要だと私自身も感じていたことでした。

システム改修に際しては、グループ会社での運用がどのようにアップデートされているのか、どんなデータが経営判断に必要なのか、といったヒアリングをもとに検討を進めていきました。ただし、すべての要望を反映することはできないので、全体を俯瞰した上でシステム部門と連携して、汎用的に使用できる仕組みを構築するように努めました。その結果、他部署のスタッフから「使いやすくなりました」「ありがとう!」と感謝の言葉をいただけたことは、とても嬉しかったです。グループ会社への貢献を実感できて、自身の成長にもつながった経験です。

仕事風景3

物流の進化とともに
経理も戦略的に変化していく

経理というと、物流業務には直接関わらないイメージがあるかもしれません。しかし、固定資産の計上時に無人搬送車、ロボットなどの新たな自動化設備の導入が進んでいることがわかるなど、経理業務からも生産性向上のための取り組みが見えてきます。いろいろな試みが行われている刺激的な現場を数字から想像するのも面白いですね。

これからは倉庫業務だけでなく、管理部門においても業務のシステム化や自動化は進んでいくでしょう。経理部門でも、数字の集計といったプロセス業務のシステム化やRPA(Robotic Process Automation)化などが進められています。今後ますます自動化が進むことで、コア業務に注力できる環境が整っていくのではないかと思います。そして経理担当者にも、より戦略的な思考が求められるようになっていくはずです。そうした変化にも適応しながら、日々学びを深め、将来的にはグローバルな環境で活躍できる経理人財をめざしたいと思います。

仕事風景2